[海外で仕事をしていた時に知り合いました ]
お相手様には生涯をともにしている伴侶の方がいらっしゃるのだということを忘れないこと
出会ったのは仕事先の海外でした。
私は独身で音楽を使う仕事のため海外に。彼も同じくお仕事で単身赴任でした。
年齢差は40歳。彼にはお子さんもいましたが、私よりも10歳ほど歳上でした。
結婚準備サイト彼は大学の教授で単身赴任していたのですが、音楽が好きで彼自身も現地でピアノの家庭教師をとってレッスンするくらい音楽に情熱を注いでいました。
さほど多くない日本人同士、そして音楽愛好家とあって、私たちの距離が近くなるのはごく自然なことでした。
私は、彼のことは正直、そのような目で見たこともございませんでしたし、当然奥様もお子さんもいらっしゃり、世界トップレベルの大学で教鞭をもたれている堅実な方とお見受けしていましたので、まったく無防備のまま彼と接していました。
天才というのはなんというか、時に我々の想像を超えるようで、彼は異常な程純粋な方でした。
それはまるで無垢な子どものように、美しいものは美しいと言い、好きなものは好きと全身で表現される方でした。
彼が私の事を気に入ってくれているのは常日頃から感じていましたが、
それはあくまでも音楽好きの仲間か、娘のような感情で捉えているものとばかり思っていました。
ところがある夜、私が仕事をしている街まで小旅行でやってきた彼を、ホテルまで迎えに行きますと、彼が神妙な面持ちで自分の想いを私に告げたのです。
そして、そのまま半ば強引に私をベッドの中へ引きずり込んでしまいました。
あまりにも不意打ちだったため抵抗する事もできませんでしたが、不思議と嫌なかんじはまったくありませんでした。
ただ、後に冷静に考え、やはり良くない事だと判断し、こちらから丁重に関係を続ける事はお断りさせていただきました。
それでも、あの一夜の思い出は私の中では奇妙なほど妖艶なものとして脳裏に焼き付いているのです。
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